情報セキュリティスペシャリスト(現 情報処理安全確保支援士)
スキルレベル4からは、個別分野のスペシャリスト試験になります。
情報セキュリティスペシャリスト試験とは?
情報処理技術者試験にかつて存在した区分。2016年10月21日の情報処理技術者試験規則改正により廃止された。
→現在は、「情報処理安全確保支援士試験」になっています。
当時の対象者像は「高度IT人材として確立した専門分野をもち、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守において、情報セキュリティポリシに準拠してセキュリティ機能の実現を支援し、又は情報システム基盤を整備し、情報セキュリティ技術の専門家として情報セキュリティ管理を支援する者 」。
情報処理技術者試験制度のスキルレベル4(スキルレベルは1~4が設定されている。)に相当します。
試験制度
以下の記述は、現行試験制度(情報処理安全確保支援士試験)のものになります。
【種類】
国家検定(経済産業省所管・交付)
【受験料】
5,700円(2019.1.1時点)
【試験科目】
筆記試験のみ。午前及び午後試験があります。
AM:四肢選択式(マークシート使用)
午前1:30問出題され全問解答。情報処理技術者における一般知識が問われる。
午前2:25問出題され全問解答。専門的知識が問われる。
PM:記述式
午後1:記述式で中規模の問題が3問出題され、2問を選択して解答。
午後2:記述式で事例解析問題が2問出題され、1問を選択して解答。
・合格基準は午前及び午後共60%以上の得点(素点方式)
ただし、午後は記述式のため、得点分布が不明。
【試験日】
4月と10月の第三日曜日実施
【合格率】
15%前後
お勉強
「セキュリティは国語の問題」と言われる通り、技術の勉強なのか、国語の勉強なのかわからない問題も結構ありました。
このときも、選択するしないはともかく、全分野を勉強しました。
合格証書
一応?これで、高度情報処理技術者になりました。
情報処理技術者試験で学んだことは仕事に活用されているので、そういった意味では取ってよかった資格です。
ちなみに、制度移行に伴う情報処理安全確保支援士の登録は行いませんでした。登録してもメリットないし、維持費は高いし…
今後、大幅なメリットが出てくれば、その時に試験を受けて取ります。
その後
時々、高度情報処理技術者試験を受けるものの、撃沈が続いています…
→2019年にネットワークスペシャリスト試験に合格しました。
その間に、後述する無線従事者国家試験やその他資格試験へ目覚め、情報処理技術者試験はウヤムヤに。
今更、情報セキュリティマネジメント試験を受ける気もないので、細々と続けていければいいな、と思っています。