第一級アマチュア無線技士
第1級アマチュア無線技士です。
アマチュア無線技士とは?
アマチュア無線局に関して、電波法に定める無線設備の操作又はその監督を行う者であって、総務大臣の免許を受けたものをいう。
業務用無線局(陸海空)に関する無線局は、操作不可。あくまで遊び用です。
級について
種別および英称 | 操作範囲 |
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第一級アマチュア無線技士 (略称:1アマ) |
アマチュア無線局の無線設備の操作 |
第二級アマチュア無線技士 (略称:2アマ) |
アマチュア無線局の空中線電力200W以下の無線設備の操作 |
第三級アマチュア無線技士 (略称:3アマ) |
アマチュア無線局の空中線電力50W以下の無線設備で18MHz以上または8MHz以下の周波数の電波を使用するものの操作
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第四級アマチュア無線技士 (略称:4アマ) |
アマチュア無線局の無線設備で空中線電力10W以下の無線設備で21MHzから30MHzまで又は8MHz以下の周波数を使用するもの、 空中線電力20W以下の無線設備で30MHzを超える周波数の電波を使用するものの操作
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第1級アマチュア無線技士は、全てのアマチュア無線局を操作可能。
試験制度
【種類】
国家試験(総務省所管。実際の試験は、指定機関の日本無線協会が実施)
【受験料】
筆記試験:8,900円(2019.1.1時点)
実際には、受験票郵送料(はがき代@62円)を合算して納付する。
【試験科目】
- 無線工学
1.無線設備の理論、構造及び機能の概要
2.空中線系等の理論、構造及び機能の概要
3.無線設備及び空中線系等のための測定機器の理論、構造及び機能の概要
4.無線設備及び空中線系並びに無線設備及び空中線系等のための測定機器の保守及び運用の概要 - 法規
1.電波法及びこれに基づく命令の概要*1
2.国際電気通信連合憲章、国際電気通信連合条約及び国際電気通信連合憲章に規定する無線通信規則の概要
- 電気通信術(モールス信号の受信実技試験)は、2011年に廃止。
筆記試験は各科目が、満点中70%以上の得点率で合格。
【試験日】
年3回実施(4月、8月、12月)
試験申込みはその2ヶ月前
【合格率】
35%前後
勉強について
少し昔はモールス実技試験があったのですが、それすら無くなり純粋な筆記試験になりましたので、比較的容易に習得可能。
無線工学の合格点が高めですが、お約束?の過去問ローテーションで攻略可能。
免許証
試験は東京で受けました。何故か科目別に分かれて受験のため、一日拘束されます。
総務大臣発行の?由緒正しき免許証。その出力を使うことは、まぁ無いかな(笑)
今後について
ここまで来たら?最後は勿論、第1級陸上無線技術士です。
凡人の頭脳では、一発合格とはいきませんでした…